Cell

メソッド public
実装 1.0

矩形領域(セル)を出力する。
出力オプションとして、境界線・背景色・文字列を指定できる。
出力位置は、現在のカーソル位置が矩形の左上となる位置で、出力後に領域の右下にカーソルが移動する。
「自動改ページ」モードの場合は、ページ内に収まらない領域が次のページに移動する。

書式
Cell( $w, $h, $txt, $border, $ln, $align, $fill, $link, $stretch, $ignore_min_height, $calign, $valign )
戻り値

(なし)

要素(パラメータ)
1 float $w 矩形領域の幅、0であれば、ページ右まで自動的に拡張される。
2 float $h 0 矩形領域の高さ
3 string $txt '' 印字するテキスト
4 mixed $border 0

境界線で囲むか否かを指定する。以下のどちらかを指定

  • 0: 境界線なし(既定)
  • 1: 枠で囲む

または、以下の組み合わせで境界線を指定する

  • L: 左
  • T: 上
  • R: 右
  • B: 下
5 int $ln 0

出力後のカーソルの移動方法を指定する:

  • 0: 右へ移動(既定)、但しアラビア語などRTLの場合は左へ移動
  • 1: 次の行へ移動
  • 2: 下へ移動
6 string $align ''

テキストの整列を以下のいずれかで指定する

  • L or 空文字: 左揃え(既定)
  • C: 中央揃え
  • R: 右揃え
  • J: 両端揃え
7 bool $fill false

矩形領域の塗つぶし指定

  • false : 透明(既定)
  • true : 塗つぶす

(※ 「false」は「0」、「true」は「1」でも動作確認)

8 mixed $link ''

登録するリンク先のURL、もしくはAddLink()で作成したドキュメント内でのリンク

9 int $stretch 0

テキストの伸縮(ストレッチ)モード:

  • 0 = なし
  • 1 = 必要に応じて水平伸縮
  • 2 = 水平伸縮
  • 3 = 必要に応じてスペース埋め
  • 4 = スペース埋め
10 bool $ignore_min_height false

「true」とすると矩形領域の高さの最小値調整をしない

11 string $calign 'T'

指定されたY座標に対するセルの配置

  • T : cell top
  • C : center
  • B : cell bottom
  • A : font top
  • L : font baseline
  • D : font bottom
12 string $valign 'M'

セルの中のテキストの垂直方向の配置

  • T : top
  • M : middle(Cのcenterは表記ミス)
  • B : bottom
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